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殺気!雑感
雫井脩介先生の小説ですよ。
前々から本屋でカバーデザインとタイトルコールセンスが気になってたんですけど
ちょっとこの前2時間超ほど時間を潰す必要があったときに
これはいい機会だとジュンク堂で読んでた本です。
それがなぜ今手元にあって、財布が軽くなったりしてるんでしょうか。
恐るべし、ジュンク堂ですね。
いや、タイムアップしただけなんですけど。尻の。
だって、椅子が堅いんだもん。女の子だもん(アルティメット免罪符的フレーズ)。


何の話だっけ、えっと。

軽く、あらすじってみましょうか。、
女児誘拐されたコトのある主人公の「ましろ」は
どうもそれがきっかけなのか、
人の発する殺気に敏感になりましたようだと気付きます。
いや、結局は血統オチなんですけどね

それはともかく、とりあえずPTSDがヤバかったらしい少女時代に
カウンセリング受けたせいで記憶が封印されているわけです。
まあだけどちょっと色々あって、気がつけば過去の真相深層に迫っちゃった
みたいなそんな話。クライマックス以降が若干急ぎ足でしたよ。


正直、殺気に怯えまくったサスペンスを期待してたんでかなり肩すかしではありました。
もっとこぅ、「誰一人怪しい人はいないのに殺気ビンビン!」みたいな流れがよかったな。

しかし、ですよ。
とある脇役の野郎が最悪の覚醒を序盤でしやがったせいで
もう買わないといけないみたいな義務感が発生してしまいまして。
だってですよ。名台詞が飛び出したんです。ゾーンの狭いドツボをつく。
それは主人公の従姉の人がはいた言葉。
終盤の出番がゼロですが、個人的メインヒロインが言った素敵な言葉。
「お前はリック・フレアーになれ」
完全にメインの流れから、ここから発生するフレアー部分が浮きましてた
作者先生絶対頭おかしいです。明らかになくてもいい要素です。
いや、なかったら結構物語は面白くなくなるんですけど。
明らかに、いらないこが誕生したことは事実でしょう。
それぐらい、唐突に特定個人のキャラクターが覚醒したわけですよ。なんだってー。

ああ。まさかとは思いますが、“狂乱の貴公子”を知らない人の為に
“業界一汚い男”“ネイチャーボーイ”リック・フレアーについて
少しだけかいつまみましょうか。言うほどフレさんには詳しくないのですが。

フレアーはアメリカで一番偉大なレスラーと言われるぶっちぎりの一人です。
命乞いからのなぜか40年間の対戦相手がことごとく吸い寄せられた股間攻撃や
股間を握る股間攻撃、その手で眼つぶし。コーナーに上っては投げられる。
相手に殴られた後3歩ほど歩いてから前に顔面からバッタリ倒れる受け身。
数々のお約束を伝統芸能の領域まで昇華したそれはもう偉大な芸人です。
まじで冗談じゃなしに偉大。そして超一流の芸人です。

いや、登場人物の子が色色あってリック・フレアーのコスプレ男と化すんですよ。
命乞いからのローブローを習得したり、ファッションを真似て金髪にしたり。
だったら流血しろと。それは言いたい。マジでいいたい。
と云うのも、リック・フレアーは流血が絵になるように髪の毛にブリーチ当ててんですよね。
流血もせずに、金髪にしただけでリック・フレアー気取りとは片腹痛い。
そりゃあ、高いところに上ったら落ちる前ふりまで再現しろとは言わないけど、
フレアーリスペクトがもう少しほしかったのは正直なところです。
いや、フレアーパンツを穿けなんて言いませんよ。
ただ、ヘタレ部分ばかりをフィーチャーするのではなく
「To be the man...,You have to beat the man」の精神だけは
ホント活字化してほしかったです。
フレアーの卑怯はソコに繋がらないと駄目なんですよ。

少なくとも、ですよ。コレだけは姑しておきたいとこ。
ネイチの雄たけびは「フゥウウウウー」ではなく「WOOOOO」なんです奥さん。
それじゃあHGじゃねえか。いや、それはリアルに元ネタだしょうが。

ネイチことネイチャーボーイ、リック・フレアーの名前があって嬉しい半面
ちょつとネイチの偉大さが、全体的に表現されていなかったと思います。
個人的にはフォースメン結成までストーリーを狂わせてほしかったもんです。
新撰組がアリならフォースメンもアリですって。



まあリック・フレアーを知っている人は
図書館とかで借りて読むといいと思います。
きっと、なんか嬉ハズかしな気持ちになれるはず。
そんな言葉がしっくりくるお話でした。

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2009/11/29(Sun) | 雑感ごった煮 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ウォセ(遠吠え)
民主党はすごいね。
子供手当と高速無料化に命賭けてんのな。
こくみんの。

てか日本人はマジでロックすぎる。
あんなんプレゼンで結論出すようなもんだぜ。
アレを笑顔で享受とか、ハンパねぇ。
ノーベルの先公がキレてる国なんか
イランとかそういう学区ぐれぇだぜ。
すげ、やたら生き急いでるのな。
麻薬もヤらず、一体あいつらは何にラリってんだ?


しかし予算削減とか廃止とか食らった事業の数はいいから
それらの名前とかをもう少し解説した記事が見たいものです。

あー、ネットサーフめんどいー。
明日の新聞に449事業
それぞれの検証とまとめが
のってたりしないかなぁ。

2009/11/27(Fri) | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
汝の名
明野 照葉先生の本。
ジャケ買いみたいな感じで購入した記憶。



おんなのひと同士で、監禁したり復讐したり監禁したり復讐したりする話。
すっごいB級テイスト溢れるホラー、なのかな。

あまりに展開が期待や予想を裏切ってくれないせいか、
むしろギャグと化してしまったかもしれない、ある意味で凄い話。
登場人物がハンパなくステレオタイプだからか、
読んでても情け容赦なく展開が読める読める。
もはや笑うしかない、みたいな悪趣味な話でした。

話としては、前半が前フリで、後半に2人の主人公がターン制で
相手を「なんとかしようとする」、みたいな多分そんな話。と思う。
終盤はお約束っつぅ作法に乗っ取ってるんで、
バッレバレの流れでもやっぱり面白かったなぁ。

爽やかさすら陳腐に思えるほどに、
なぜだか男前入ってる結末(つーかオチ)が、良い余韻でした。
爽やかな対決モノだったのかと錯覚したよ。
よくよく考えたら、釈然とできへんもんがかなりあるんやけど
ノリとテンションだけで狂気が描かれてたから、
良い流れで最後まで読めたんだと思う。
中盤にようやく「ああ、やっと狂ってきてくれた」と感じた時の
あの安心感といったらもうホント。

軽い気持ちで読めるホラーでした。

2009/11/27(Fri) | 雑感ごった煮 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
こう、親切さが痛い、みたいな
すごいどーでもいい話ですけど、ナルトのキラービー様のラップ
岸本先生は完全にラップというものを誤解していますよね、パトラッシュ

とくに日本語ラップのなんたるかを完全に履き違えていまーすぜー。
あー
れじゃあただのダジャレ以下ですよ、ダースベーダー

だーってもっとこぅ、まったく違う文字なのに実はとっても母音一緒
みたいなのがとてもいいラップだと乱暴に言えばそう思っているので(もーいいっしょ)
「ひらがなにするとまったく同じ文字」に強調点を打つやり方は(もーいいでっしょ)
あまりにも、ちょっと延髄突き割りたくなります(It's ROLLING 1000tOON!!!)



まあスキル重ねていない人間がフリスタ気取ってもこんな程度しかできんでしょうね。っと。
2009/11/26(Thu) | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
オーデュボンの祈り雑感
伊坂せんせの本はけっこうダラダラと読み積んだ気はしますが
あっさりと未読だったり、コメ欄の話題に上がったりな機会あったりで読みました。
はい、自分も伊坂先生の中で一番好みです。いや、マジで。

なんというかものがたりの盛り上がりを殺してないというんでしょうか。
伊坂先生にありがちな「むしろそれ作為的に盛り上がり潰してるやん」
みたいなこともイツサイガッサイなく、しっかり綺麗に物語してましたもの。

なんだかんだ、伊坂先生のテンプレ通りの話とか後付けはできるんですが
読んでる時はホントその一風変わった世界観が凄い自然で心地よかったです。


今まで読んだ伊坂先生の中では間違いなく一番お勧めですねコレは。
無難な変化球って感じ。ああ、それはカーブだね。
2009/11/26(Thu) | 雑感ごった煮 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
少女雑感
湊 かなえせんせいの本ですよ。



後味の悪い話というよりは
ふつうに進行形で胸糞の悪い話かな。

「衝撃的な結末」もむしろ予想の範疇ド真ん中で
言ってしまえばディープインパクトなもんじゃないから
きっと不安に思って身構えてた程のアレさはなかったし。

読んでる最中ずっと、「あぁこの繋がり(伏線)はどんなバッドエンドに繋がるのかな」
そんな事ばかり考えてしまう、らしくもありしんどくもある本。

「告白」ほどのどうしようもなさは無いけれど
結局どこかで聞いた「悪意的解釈」ばっかで話が構成されてて
真新しい視点がどこにもないのが、なんとも「らしい」。


面白い本が読みたいなら止めはしないけど、
やっぱりこの先生の書く物は友達とかには勧められないかな。
優しさとか立ち向かう意志とか、そういう最低限がないんだもんよ。


何の足しにもならない本。
それはある意味めっちゃホラーなのかもね。
面白い本ではあるよ、間違いなくろくでもないだけで。
2009/11/23(Mon) | 雑感ごった煮 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
「からん」をオススメる
たまにはマンガをオススメたりする話。

「からん」という漫画をご存知でしょうか。
「神戸在住」「巨娘」なんかを
アフタヌーン関係で書いてたり書いてたりする木村紺先生が描く、
いつも通りのちょっぴマニアクなネタも満載のちょっぴ異端な柔道漫画です。
いや、ホントにちょっと珍しいタイプの漫画だと思いますわけで。

何と言いますか、綺麗じゃないんですよ。
世界観が歪で、「それが当たり前」だと描かれているけど
よくよく考えるまでもなく、「いやいやいや大人子供!」ってなる
それはもうとてもシビアな京都のお嬢学校っつぅ世界観。
主人公2人は、そんな学校で柔道部に入部した雅と京。
普段頭悪げに熱血したりラブったりしたマンガとか読みなれていると
それはもう物凄く新鮮に思えるマンガだと思うわけです。

簡単にあらすじしましょうか。、
めっさ強い女子柔道家生徒がいるお嬢学校に、
腹黒カントリーマァムなおばあちゃんの手まわしもありーので入学した高瀬雅
そこで出会ったのが、なんか異質な空気を漂わせる九条京でした。
京をはじめ、周囲の色々な人間を巻き込みながら柔道部に入部した雅は
そこでお目当ての超粗暴な全国区の萌先輩やその他、ちょっと極端な先輩と顔合わせ。
その状況を挑発行為を駆使してひっかきまわす人間観察能力に秀でた雅と
そんな環境下で徐々に異質を開花させていく京。
柔道を通し、ひどく現実的な心の推移を経ながら進んでいく物語。
そして第一話で大量に登場したきり出番のない名前キャラの多さ
それぞれの打算がくっきり出てる、まさにリアルな歪さ。
常時周囲をハラハラさせる立ち回りを続ける雅の次の行動はー。それでも。
もう安心して、私がいる。誰一人理不尽な目には遭わせへん、この腕の中では
綺麗事が求められる世界で描かれる、綺麗ごとじゃ済まされへんシビアな歪み。
汚いことや醜いことが当然あるものとして、必要以上語ることをせず描かれる世界。
あるのはただの根性論ではない、計算され論理的な感情論。
それはもうすっごいドラマチック。
一味違うマンガとして、最大限オススメします。


11月現在、最新三巻まで出てます。今のうちに是非。



あと既読の中のさらに半分ぐらいの人へ。
「確かに面白いんだけど、むしろ巨娘の新刊はまだですか?」は禁句、です。
こ、神戸在住よりは面白いんだからいいじゃない・・・ッ!
2009/11/22(Sun) | オススメるセレクション | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
言葉狩りをしよう・レベル2
本屋に行けば春夏秋冬四季折々を問わず
圧倒的に気持ち悪い本が並んでいるコーナーがあります。
それはホント、「もしかしてこの国の大半は馬鹿なんじゃないか」と
うっかり自惚れ混じりな錯覚を覚えてしまうほどに
とてもとてもとてもとても頭の悪いコーナー。

やり方。できる。解説。こうしてる。

それはまるで本を読むという行為がさも崇高な行いだと錯覚させる言葉の数々。
まさしくそんな本に手を出すことが即ちアホの存在証明みたいなテーマの数々。
成功者に学ぶ類の本も、失敗をあげつらうような本も。
結局結論が曖昧な精神論や感情論に逃げているのが見え見えのテーマばかり。
無個性染みた「できる人」を神格化する、人格のゴールが固定する言葉。
考えず、ただ従えばいいですよ。そうすればホラあなたも立派なエロい人!
おーばーか。

答えは決して人の言葉ではありえないということ。
真理じみた言葉ほど、人の耳と目を塞ぐってこと。
そうやって「誰かにとって都合のいい存在」を目指す為の讃美歌が。
誰にも迷惑をかけられない、その代わり誰にも迷惑をかけない世界があります。
果たしてあなたはそんな世界でのびのびと生きていく自信がありますか。

頭使った気になれる本。
答えを知ったかぶれる本。
あなたの人格を否定する本。

古くは「○○脳」「簡単にできる○○」、「○○型」「○○力」。
そういう言葉さ、使えなくなってるんですよね、最近。
だって冗談で使ったとしても陳腐で痛い言葉になっているから
自分が理解できないものを無理やりカテゴライズしてるような滑稽さが出てしまう。
いざって時に、あまりに贅肉じみた意味を持ちすぎている。

そもそもですよ。細分化こそが探求行為の原点なんじゃあないですか。
おおまかな傾向はあくまで傾向だというのに、
この国はもしかして大学教授とか有識者含めてバカばっかりですか、
そんな、うっかり自惚れ混じりな錯覚を覚えてしまうほどに
色んな言葉が便利に使われすぎているメディアだったり言葉だったり。
そのメディアを形造っている中に、私もいるんですよあなたもいるんですよ。

マスゴミって言葉に満足してんじゃねーよ。
忘れんなよ、そのジャッジするだけの言葉で満足してたら
それはあんただってマスゴミと同類じゃんよって言えるじゃねーか。
マスコミの問題を語る言葉はマスゴミじゃねーだろ。
それは包括してるだけだろ、包装紙じゃプレゼントの価値は語れないだろ。
そんな、中身のないモンに頼ってんじゃねーよ。真理の空蝉に踊らされてんじゃねーよ。

今回はそんな話です。この前の話とリンクした続編みたいな位置付けで。

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2009/11/20(Fri) | オーバー十代語り場 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
終末のフール雑感
しつこいですが伊坂 幸太郎先生の本ですね。
こーやって振り返ると結構な数を読んでたんだと気付きます。
これも一年ぐらい前に読んだ本。



世界中の人間が纏めて余命宣告された話。
どこまでも陳腐でありがちな展開をなぞった結果、
宇宙が逆転したのか、妙なリアリティすら漂うから驚き。
弱い人間が、強い人間が、それぞれ終末を実感した時、
どんな風に流れていったのか、みたいな短篇集。

1日1日を噛み締めて生きるのがどれだけムズい行為なのか、すげーうまく表現されちょりました。
やることがない人がどうやってそれぞれ時間を潰すかを描いた本って言ってもいいと思う。


良かったよ。
運命は何も変わんねーし、未来に希望がさすよな終わり方はしないけど。
今がどんだけ大切かって話でもない気もすっけど。

とても良いそれなりだったやよ。
2009/11/16(Mon) | 雑感ごった煮 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
植物図鑑雑感
オレ、この本読み終わったら、ネットサーフするんだ。
そんでこの本を読んだ感想書いてる娘を探すんだ。
ただの感想じゃあない、「どこかにイツキ落ちてないかな」
って、そんな感想があるサイトを探すんだ。
そしたら本名所在地本籍電話番号経歴全て洗う。
何もかもを洗いざらいイッサイガッサイ。
そんでその娘の前で行き倒れるんだ。
キメ顔の角度も完璧にキープして。

勿論、ありったけの植物知識を仕入れて、な。



マジそんな本。
それはいつもの有川先生だね。
2009/11/15(Sun) | 雑感ごった煮 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
例年以上に変質者だらけの冬町
今日、駅とかにあるでかい鏡の前で
マスクをして(!)帽子をかぶって(!)目が眼掛けた人が(!)
前髪を丁寧にチェックしていました。


変質者がいっちょ前に身だしなみに気を使っておる(!)
2009/11/10(Tue) | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
MAJIDEの波動
i will visit againコメが大量についていました。

うわぁぁ、怖い怖い。まじとりはだまじとりはだ。

いや、ホント怖い。
完全にとりみだしましたが、いやホント。

怖いからホントあんましよく読まないまま消しちゃったんですけど
もしスパムじゃなかったらご連絡ください。
2009/11/10(Tue) | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
しかしgoodアフタヌーンとイブニングが同日発売とはね(挨拶的な意味で)
グッドアフタヌーンのハルシオンランチがドツボすぎて大変です。
グッドアフターヌーンの純潔のマリアがよくあるテーマをまず語ってくれたんで
こっから一気にアンチテーゼをまっこうからぶちかましてほしいと期待です。
ああいうミカエルは否定されてこそ輝くミカエルだと思うわけです。
もうシンフォニア的展開でいいよ!ミカエルはハーフエルフでした!完!!

あとイブニングのもやしもんが
ここ数話ほど個人的にドツボすぎるテーマだったのに
今週で急に茶を濁しだしたせいでテンションだださがりです。
どうかこれがこっからの盛り上がりの前ふりでありますように。


しかし誰かの妄想遥さんはヤバかったですね。
あれはホント、ヤバイぐらいヤバイと思います。
あんなん、昭和じゃなくてもいいっつーの。
2009/11/09(Mon) | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
モダンタイムズ雑感
伊坂 幸太郎先生による魔王の続編に当たる話です。
だいぶ前に読みましたそのメモを発掘。


「いい人間のふりをするのは悪なのか?」
この言葉がすげー好き。
物語もすっげー良かったです。


悪を悪と自覚してる奥さんが本当にクールで、
全てを「そういうシステムなんだから仕方ない」とか言ってる悪役が、
とにかくもう本当に気持ち悪くて。

最後に選ばれた、終わりの見えないテロリズムじみた戦いの道ではなく
少し頭おかしいけど、まあ大好きな奥さんと静かに生きる道を選ぶ
ってのがもうホントたまりません。まさに考えた末の結論、みたいな。
考えた末の結論から、ようやく始まる、みたいな。

しかし腹話術っていう能力は、凄い良くできた皮肉だと思います。
自分の言葉じゃなくて、人の言葉ばかりを振りかざす人って凄い気持ち悪いし。
たまたま目にした自分の考えに似た人の言葉にただしがみつくのはよくねーや、と。

考えて考えて、そんで過ちを犯す覚悟して、コトは実行に移せってコト。
考えることは簡単に見えて、
それをやれるかやれないかでは、えらい違いもってるから。

ちっぽけぃ自分の気持ちに正直な言葉を捜して、誤差とかを少しずつ修正して
そうやって日々の積み重ねに、日々を頑張る励ましにしていきたいな、
とか思いました。

いったい何の話かって、この話を見て感じ思った話な。


しかしアレですよ。
犬養さんにはがっかりだ。
2009/11/09(Mon) | 雑感ごった煮 | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
しろいはたはあきらめたときにだけかざすの。かざしました。
仕事中たまたま通りかかった脇道に立てかけてあった看板。
見たまんまに男の浪漫を投げ売りするお店の看板だったんだけど
そこにエロいおねえさんと踊っていた文字文字がヤバいのなんので。

「キャバクラじゃありません」「ブラジャーありません」

キャッチコピーとしてはホント神の領域を覗いてしまいました。
まじですげえよライター的存在の人。
言いたいことがすべて伝わってくるじゃあないか。
2009/11/05(Thu) | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ 雑感
みんな大好きブラックラグーンの小説版です。



コラボとか銘打ちがちなだけあって
小説書いてる人と原作漫画書いてる人は
まあ言うまでもなく別人なわけですけど。
ほんとに、よくぞまあここまで好き放題やるわぁ
みたいなそんな感じに自由な物語でした。

オリジナルキャラクターの大半が、
ただの寒いギャグでしかないっつぅ
笑えるかどうかも微妙なラインを突きつつも
要所での台詞回しのド腐れっぷりは確かに再現度高いっつうか。
うん、ある意味ほんとに酷い話。

しかし、それぞれのオリジナルにそれぞれの結末がいい感じに用意されてたのが良かったわけですよ。
正直な話、ドラマチックさで計るなら、
「なんだコレはくそったれ、とんだ茶番じゃあねえか」
って気分には間違いなくなったんだけど、
それは狙われてそう物語がなってんだから、
キモい話、あとはニヤニヤ楽しむしかないよねと。
上質なアニメオリジナルみたいな話だった思うわけゃねと。


「さあ、踊ろうぜベイビィ。本当の人生を教えてやるよ。ようこそロアナプラへ。歓迎するぜ
こんな台詞、とても素面じゃ言えんやねと。


しかし作中で繰り広げられる薬中描写。
実際ラリラリすっときのリアルって本当にあんな感じなのかなあ。
もっと理路整然してなくて理解不能の視界だと思ってましたよ。
意外と正気保ててたのにびっくりでした。
あんなもんなのかなあーまだやったことねぇからわかんねえやー。


2009/11/05(Thu) | 雑感ごった煮 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
レボるれり
最近のスパミーなコメントがホントうざくて厄介モンですね。
なんとかならんもんかなー。めんどうです。

まあそれはともかく乱月版武装錬金
早坂の扉編が真完結の勢いで加筆したりしてました。
つうか基本の加筆は微々たるものですが
「死守とミッドナイトラン」はもう
「死守とデッドナイトラン」にタイトルを変更しようかと迷ったほどに別物。
別物ランキングで言えば
「ミッドナイトホムンクルスVS.ミッドナイトホムンクルス」にも匹敵しますかも。

まあここからは筆もある程度安定した話が続きますし
結構テンポよく手直しできています。
うん。

ばんがります。
2009/11/03(Tue) | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
死神の精度
またもや伊坂 幸太郎先生の本ですね。
漫画版魔王とかで、雨を降らせるわストーキングするは
あげく死亡フラグ立てるわの地味な大忙しをしているあの死神さんの本筋の話。


相変わらずドキドキとかハラハラの一切無い、
良くできた余韻を特に追求する感じの本。
同じ死神が主役張ってる、同じ舞台で同じテーマの短篇集だけど、
それぞれの話がリンクするのはあくまでオマケ程度。
本当に、余韻ばかりが追求された印象。

良いミステリって、
「過去に起きてしまった問題を必死に良い方向へ導こうとする意志が感じられる話」だと思います。
良いサスペンスって、
「現在起きてしまっている問題を必死に良い方向へ導こうとする意志が感じられる話」だと思ってます。

そんな自分なりの定義に当てはめた時、この物語はちょっとはミステリかもしれないけど、
サスペンスではない。つまり推理モノとしては、特筆する所も特に無い、普通以下の物語。
ただ技巧として、そういう伏線の張り方が使われてたりするだけで。
その技巧がまさにうまいたくみのわざなだけで。

伊坂せんせ作品を読む度に共通して感じてたんだけど、
この作品にしてもそう言えると思う。
この物語のジャンルはブラックユーモア。
ニヤリとさせてくれる、とても良くできた話だと思うわけです。
2009/11/01(Sun) | 雑感ごった煮 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
たまには乱月の話でも
リテイクをちまちまと進めている乱月版B.
ようやくファイナルラウンドに入りました。

加筆の量がときたまハンパないです。
展開をちらほら変えたりもしています。
でも根っこは同じです。

全部終わって最後まで書き終えたとき、
書き直してよかった、コレが真の完成だと胸を張れるように。
最後まで渾身込めて頑張ろうと思っています。

やりたいことが多すぎて、色んなことに手を出そうとして
すべてなにもできないままおわるなんてことは
キャパの狭い人間にとって、それはもうホントウに沢山あることだけど。
だから今は視野を狭めて順番にケリをつけていきたいと思います。

まずは乱月版を完成させます。
これまでは単に幼稚だったりズレてたりした言葉を直す作業がほとんどでした。
ここからは、心に整理をつける作業が増えていくことでしょう。


それが終わったらを実現できるように、がんばろうと思います。
2009/11/01(Sun) | 日記 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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