fc2ブログ
おおよそ正気の沙汰とは思えないガンガン八月号全作品感想
すべての始まりは、数日前の更新にさかのぼります。
その時の私は、ネガティブ全開なテンションにも関わらず
ブログ開設一周年をセルフで祝ってみせるという荒行を成し遂げたのですが
そんな狂ったテンションの末尾にこんな一文を載せたのです。

何か一周年的なアイデァのある方はコメントなり拍手なりで無茶振りしてみてはいかがでしょう
(人事っぽく言うのがコツだよ☆)


ほんの軽い気持ちで載せたこの一文が、よもやこのような事態に私を引きずり込もうとは。
ちらほらと拍手やコメント欄で祝ってくれるありがたいお客様がいた中で
私を絶望のどん底に突き落とすには十分すぎるコメントを、
とある村長さんが残していったのです。

ガンガンの全漫画を懇切丁寧にレビューするとかどうですか。

一周年記念的な記事でやったガンガン感想カテゴリの開設において
「触れている作品が圧倒的に少ないのは、そういうコトです」
って言ってるのにこの無茶振り!地味どころか、露骨に辛すぎます。
誰だよ、人事☆みたいに「無茶振りしてみてはいかがでしょう」などと
戯言りやがった野郎はっ。

今はまだ何も感想書いてない状態なんですが先に言っときます、「もう二度とやんない」

そんな感じで真っ向から受けて立ってみました。
空中楼閣EX一周年特別企画超絶!懇切丁寧なガンガン感想」いきます。
全作品について懇切丁寧に頑張ってみました
そうそう、無茶振りは今でも受け付けてますよー。

それでは、ネタバレしてるので覚悟のあるヤツはかかってこいッ


鋼の錬金術師-FULLMETAL ALCHEMIST- 荒川弘
☆あらすじ☆
「賢者の石」をくわえ出撃する“紅蓮の錬金術師”キンブリー。
戦場を無力にあがく、その時はまだ“傷の男”ではなかったスカー。
二人は出会い、戦場でよくある一方的な惨殺の光景は描かれて。
不幸は連なり、意思を貫き通し死んでいったロックベル夫妻。
キンブリーは、夫婦がふところに忍ばせた娘との写真を眺める。
そのころマスタングもまた意思を貫き、そして静かに戦争は終わった。
人間兵器、国家錬金術師の手によって。
兵器は英雄となり、絶望を知るマスタングは理想によってさらに上を見据える。
キンブリーは「賢者の石」の力に酔いしれ、エンヴィーはそれを見てまた笑う。
リザは立ち上がるために自らの背中に背負ったものを焼き払い、
再会した己の背中を焼いた者に彼の背中を託される

そして、復讐は歩みを始めていた。

☆ピックアップ☆
ぶはぁっ、圧巻の高密度、「戦争」がここにありました。いやぁ凄い良かったです、言わずもがな。物凄い量の取材に裏付けられた内容なんで、読んでて安心感が凄いです。これを見て「戦争はやっぱりよくない」なんて馬鹿げた感想はどうか誰も持ちませんように。ここで描かれてるのは「善悪」なんてテーマじゃないですよっと。いや、ホント良かったです。
恨みます
それは死に逝く者にのみ許される、生者には許されざる所業。恨む行いがこんなにカッコいいのは、彼に迷いがないから。迷いは人を殺し、覚悟も人を殺します。いずれ死に逝く運命なら、やはりカッコつけて死にたいもの。死ぬほどカッコいい死に様でした。合掌。
「君達も…、生き残ってくれてありがとう」
敬礼、それは尊敬を示す数少ないジェスチャー。心ある敬礼はやはり良いものです。
理想を語れよヒューズ、士官学校のあの頃のように。理想を語れなくなったら人間の進化は止まるぞ」
いや、正直いつか使ってやろうと思ってた自分の考えがそのままマスタングさんに使われててちょっと悔しかったり。でも荒川先生と同じ発想ができてたって考えるとちょっと嬉しかったり。うん、やっぱ理想だけは捨てたくないです。うん。
「面白そうじゃねぇか、一口乗ってやるよ」
ヒューズさん、あなたはもう何も語らないで下さい。いや、哀しい最期が判っちゃってる人間ほど哀しい者はないなぁ、と。
「わかるか、背中を任せるということはいつでも後ろから私を撃てるということだ」
背中を焼かれたことで得た彼の背中。これもきっと、くそったれた等価交換のひとつ


SOUL EATER-ソウル イーター- 大久保篤
☆あらすじ☆
着々と組織を固めるアラクネ一派。そこには“剣神”と呼ばれる者の姿もあった。
負傷したマカを見舞う子供たちの日常。
迷うシュタインは、徐々に晴れようとしていた。誰かに導かれるように、暗い晴れ。
そんな中判明したアラクネの組織の研究施設へ向かうシド達と、
それを聞きつけ後を追ったブラック★スターと椿。
そしてブラック★スター達は“剣神”と再会する。

☆ピックアップ☆
「…。閉めとけ。臭ェんだよそこ…」
シュタイン博士といいソウルといい、物語が面白くなる要素ってヤツを抱えながら、うまいこと引っ張られてまどろっこしいったらありません。まったく巧いなぁ。
「用心棒ミフネ…、どうしてあなたが!?」
なんか知り合いっぽい空気全開なんですが、すいませんミフネさんって初登場でいいんですよね。うーん、この漫画好きなんだけどあんま真面目に読んでないからなあ。なんか置いてけぼり食らったみたいで悔しいす。それはそうと最後のページは滅茶苦茶カッコいいですね。


衛星ウサギテレビ 衛藤ヒロユキ
☆あらすじ☆
“乗り物”を求めてポテロ村へやってきたイービィとテイジー。
ポテロ村の人々は皆オデコがテカ~リしていたのでした。
その村を横切る「星」を乗り物として宇宙へでた二人の旅は続く。

☆ピックアップ☆
これぞ「漫画」って感じで、たぶん書くには凄いセンスと実力とその他を要求されるであろうと思うベテランの技ってヤツでしょうか。うん、なかなか書けるもんじゃないと思います。好き嫌いはともかく。いや別に嫌ってないですよっと。
「グリム・グリッチも言っている。「ロックとは長すぎたり細すぎたりなんかそういう事」」
やっぱりロックな人は違いますね。きっと「壊れ殺れ犯れデストローイ」みたいなコトもその本にはのってるんだと思います。うん、それはロックだ。
「星の引力が村人のオデコを全開にしてたんだ!」
まるで絵本のような綺麗な絵と発想。うん、汚れちまったボクにはデキッコナイヤー。


はじめての甲子園 火村正紀
☆あらすじ☆
試合が終わってから、ヘコみ倒し続ける二屋くんを励まそうと頑張るその他三人。
やればやるほどドン底る二屋くんと、なんかそれ見てたらムカツいてきた緑ちゃん。
まあ最後は丸く収まってめでたしめでたし。みんな頑張れ。

☆ピックアップ☆
安定して面白いんだけど安定しすぎて話が一向に前へ進む気がしない不思議な漫画。でもなんか好きです。ガンガンのギャグ漫画では数少ない普通に面白い漫画だと思います
「お父さんは確かお亡くなりになったのでは…」
こういうの大好きですよ。ていうかまさかここだけで終わらないネタだったとはびっくりでした。
「なんで泣く――!!?」
このコマをスキャニングしたらそこらかしこのツッコミに大活躍すること請け合いです。世の中なんで泣くかわからん物語が多いですもの。


スパイラル・アライブ(予告編) 原作・城平京 作画・水野英多
☆あらすじ(?)☆
なんかオルゴール事件の犯人が捕まってて「彼ら」が動き始めてた。
そんな感じ。

☆ピックアップ☆
つーか、えー。なんで浅月とかがメインみたくなってるのー。大人の事情の臭いがぷんぷんします。まあ何年かぶりの再開だし、事情知らない人のためにもこういった感じに物語を再開するのはかなり賢いやり方とは思いますが。うーん、極力「絆」のキャラは出してほしくなかったところな気がします
あなたは何を言いたかったのですか。何が言えなかったのですか。
良い言の葉ですねぇ。こういうのには心底弱いです、わたし。
「知恵と勇気と、かなわぬ恋の物語が幕を開ける」
まあ実際始まってみないと何も言えないわけなんですが、とりあえずは徹底的に楽しみにしとこうと思います。でもやっぱり、伊万里メインに話進めてほしいところ。まあ、精一杯わくわくしようと思います。とりあえず予告を見る限り、「いかにして清隆とラザ君のせいで浅月が人殺しになったか」が描かれるのかなぁとか思ったり。


屍姫 赤人義一
☆あらすじ☆
景世が死に悲しみにくれ涙する人たち。
そして、オーリは契約僧を辞めるよう言われ、さらに絶望を強めていく。
そんな中、物語に新たな者たちが参戦する。
まずは一人、彼の名は「弦拍」小僧正、送儀嵩柾―――。

☆ピックアップ☆
泣き顔がなんか違和感凄くて、読み進めるたびに冷めてしまう人でなしな自分がいました。なんつか、泣き顔に「陰」が足りなすぎた印象。大事なシーンだけにもったいなく思いました。
「「弦拍」小僧正、送儀嵩柾」
この人たちって読みきり時代に主役張ってた人たちでいいのかな。うろおぼえなんで微妙ですがどうだろ。


閉ざされたネルガル あるまるみ
☆あらすじ☆
晴れて無罪となったネルガルさんだけど、口にはまだ呪いのお札が。
呪いの札を剥がし、腹一杯メシとか食ったり好きなだけ喋ったりする為に、
黒幕だったバシリの尋問によって得た手がかりをもとにレッツ家宅捜索。
まあすったもんだあって無事呪いは解け、腹一杯メシを食いにチェス大会へ向かうのでした。

☆ピックアップ☆
面白かったですよー。うん、普通に満足できるないようでした。
「歯ァ磨きてェ゛ー!!!」
確かに一年間歯を磨かないとかありえませんわなー。素晴らしい叫びでした。たぶん口臭すごそうな叫びでしたーっ。ぺけぽん。


ブレイド三国志 原案構成・真壁太陽 作画・壱河柳之助
☆あらすじ☆
死んでしまった蘭市郎だが、孫策の夢を見てなんか武霊士として無事復活で次号。
うわっ一行であらすじできた90ページ弱ッ

☆ピックアップ☆
今号も三国志を好きな人には心の底からオススメしない内容で納得の一話でした。ていうか三国志知らない人には酷い誤解を生みそうだし、この漫画って三国志を知っててかつ大して好きじゃないっつかコダワリ無い人にしかオススメできないような…。でもそんな人がこの漫画読んで面白いと思うかは別の話だし…、うーむ。存分に粗探さなくても粗が見つかって読んでてしんどいことこの上ないです。自分だけかなあ…。
「ぶっとびて~~」
この孫策、ちっちぇえなぁ。孫策を馬鹿キャラとして描いてるだけでもう受け付けないすわ、ゴメン
「小覇王孫策だと?フンお前はザコのブレイドにすらやられるクズだぞ!?」
コウソンサンを雑魚とか言ってんじゃねぇよ、イヤまじで。この漫画って、三国志好きなのは凄い伝わってくるけど、根本的に取材と尊敬が足りてません。かなり読んでてキツいものがありました、今月も。


ひぐらしのなく頃に 暇潰し編 原作・監修:竜騎士07 作画:外海良基
☆あらすじ☆
絶体絶命の窮地を脱し、無事保護に成功した赤坂。
全ては一段落し、雪絵と話がしたくなった赤坂は電話を求めてさ迷う。
しかしあらゆる電話は誰かに「切られて」いて。
はさみを持った梨花が彷徨いそこにいた。

☆ピックアップ☆
色んなところで同時連載されているため、大絶賛物語に取り残されてます。面白くなくはないんだけど、興味が沸くわけでもないのでこのまま最後まで取り残されるんでしょう。読んでて凄い温度差を感じる漫画です。正直いらない。
感想は、特にありません。禁じ手なんですがコレはちょっとホント勘弁してください。しいて言うならどこが天さんこれの面白い。


キングダム ハーツⅡ 天野シロ
☆あらすじ☆
みんなで海へ行くため、バイトをする一同。
しかしそのお金を何者かに奪われ、その何者かはロクサス以外には見えてなくて。
そして時は止まった。

☆ピックアップ☆
置いてけぼり漫画その二。ゲーム原作とはいえ、これってゲームやってない人には一見さんお断りな空気が全開な気がします。ガンガンそんな漫画多すぎー。
「海へ行かせないためとはいえ…、ここまでする必要があるのか?」
心底ムカついたこのシーン。いや、頑張って子供が稼いだお金を理不尽にパクるとかありえんでしょ。ものごっつ不快でしたよ。他にやり方ってもんはなかったのでせうかねぇ。


彼岸の鬼 櫓刃鉄火
☆あらすじ☆
なんかいろいろもめてた。

☆ピックアップ☆
確かに完成度が高く絵も見やすかったんですが、それゆえかかなり没個性的な感じ。最近ありがちなシュールを勘違いした漫画に比べると格が全然違う感じだけど、特筆して面白いところはない、そんな感じ。将来に期待はしたくなる内容でした。偉そうですが、「悪くは無かった」って言葉が一番しっくり来る感じでしょうか
「随分と悪さをしたね、夜刀」
キスシーンだけど片方相当な年増ーッ。


ヴァンパイア十字界 原作・城平京 作画・木村有里
☆あらすじ☆
星人フィオの予防線によってオーバームーン作戦を封じられた人類。
そんな中で新たに明らかにされる真実はヴァンパイアという生命について。
ステラの首飾りにはめられた石が語る、宇宙と月のきせき。
そしてひとつの約束が、きっと世界を救ってくれる。
それでは最後の羽で、どこへ行こうか。

☆ピックアップ☆
凄い大満足の内容でした。予想通りの内容を予想外の方向へ転がしつつ想定内に収めさせることにかけて城平先生は達人の域だと思います。いやあ、こうきましたか。クライマックス間近って感じす。ああ、面白かった。
「私はたいして変わっていないさ。せいぜい下世話な冗談を言えるようになったぐらいだ
うーん、シビれる。こういう台詞をシラフで口走れる人間ってなってみたいものです
「リー博士、約束を果たそう。我が血族と同等に、違わず人類を救ってみせよう」
うーん、シビれる。こういう台詞をシラフで口走れる人間ってなってみたいものです。いや、こんな台詞言う機会ねぇよーぇょーぇょーぇょー…。
「しかしただの石ころと思っていたが、ステラの首には月の一滴が掛かっていたのだな
いや、ブリジットねーさんも流石の言葉遊び。この場合、「一滴」に勝る言葉は無いですね、うん。


王様の耳はオコノミミ 夏海ケイ
☆あらすじ☆
敗北を胸に静かに退場するキイチ。
しかし判定は京都側の買収によって不正に操作されていたことが判明。
無事Aブロック準決勝進出をキメたキイチの元に見舞いに来た鎌田が語る“絶対領域”とは。
そして次なる相手は東京代表のもんじゃ野郎?!

☆ピックアップ☆
「京都が買収していた」という、京都の人を不快にするであろうこと請け合いなこの結末。まったく、こういうのは東京代表の時にやってもらわないとなー(半分本気)
「やるじゃねぇかよ、田舎モンが…!」
だがあえていおう、もんじゃなんてゲロであるとー(半分本気)


PAPUWA 柴田亜美
☆あらすじ☆
なんか囲まれた。
なんか兄妹が再会した。
なんかアラシヤマが落ちてった。

☆ピックアップ☆
サービス叔父様が出てきたので満足です。女王様っぷりを見せ付けてくれたらなおよかったんですがー。


ながされて藍乱島 藤代健
☆あらすじ☆
「あいらんとう」って変換したら「愛乱闘」って出た。
あながち間違ってないあらすじだと思います。

☆ピックアップ☆
この光景を三次元で考えると結構な悪夢だと思います。


666SATAN 岸本聖史
☆あらすじ☆
なんか結構あっさり改心した。

☆ピックアップ☆
説教臭かったです。


女王騎士物語 下村トモヒロ
☆あらすじ☆
なんかいろいろあったけどちゃっかり優勝したのはエルトでした。

☆ピックアップ☆
あんなやる気の無いあらすじ書いといてなんですが、面白かったです。夢落ちを「もったいない」と思ったのは久しぶりでした。うん、夢落ちじゃなかったら凄い良かったのに、特にイージス。特にイージス
「まさにミッドナイトだったぜ」
ミッドナイト→夜中→大人の時間→R指定。つまりミッドナイト・ピエールはなんかエロい技なんだよなんだってー。…前より威力が増してる……ってまさか…あはははは。
「な…。こ…これは一体どういうことだ?イージス=ブリュンヒルデが実は女だと?はッまさかテコ入れか!?
馬鹿笑いました。いやぁこれは予想外の展開でした。このまま最後までこれで通してくれたらどれだけ面白かったことか。うーん、残念だなぁあっはっは。
「お…おまえら!!そ…その姿は…!?」
コレも見るまで夢落ちなんて夢にも思わなかったニブイ私ですが、流石にこれを見た時はいやな予感がしました。あーっひゃっひゃ。
「エルト=フォーエンハイムをアルシリア王国女王騎士団従騎士級代表として認定いたします」
この展開は地味にうまいですよね。実際にエルトが勝ち抜くとこなんか書かれても「主人公待遇だなぁ」とか思ってどうしてもカタルシス感がなかったところなんですが、うまいこと番外編をからめることでエルト関連をすっとばして、結果次へのつなぎにしています。うん、これはうまいです。面白かったです、はい。ちょっとこの漫画見直しました、ホント偉そうでゴメンナサイ。でも正直な感想ってやつさー。便利な言葉、「正直な感想」。


円盤皇女ワルキューレ 介錯
☆あらすじ☆☆ピックアップ☆
「オレにはなんのことかさっぱりだゼ」


ハレグゥ 金田一蓮十郎
☆あらすじ☆
ギャグがほとんど無い話でした。

☆ピックアップ☆
ギャグ無しでもしっかり読ませるからうまいんですよねぇ、この漫画。好きです。


マテリアル・パズル 土塚理弘
☆あらすじ☆
決戦前夜。励まし励まされミカゼは戦場へ歩を進める。
深き「心の闇」を抱えるチョーさんとの戦いは始まってしまえば一方的な展開。
しかし譲れないモノを抱えてミカゼは咆哮する。
はじめて敵と認めてもらったあの日、そして今胸に秘める新たな初めて。
初めてのおねがい。

☆ピックアップ☆
やっぱりモノ凄オモシロいです。楽しんだ者勝ちなこの空気がたまりません。熱くてあったかくて、王道を歩めるのはやはり王だけだなぁて感じ。説教臭くなったりしないのは、つまりそういうことだと思います。
「さて…。勝った時と負けた時……、それぞれの手紙を書いときましょーか」
チョーつんの背中を引き立てる絶妙な台詞。こういう小技が相変わらずピリリとうまいです、この漫画。
「ちょっと死んじゃうみたい」
TAPの中ではやっぱりプリセラが一番好きです。なんか一番見てて哀しくなる感じがなんとも。
「ここまで来たんだ、男なら死んでも勝て!!!」
ミカゼに勝って欲しい!って思わされた時点で今月号は私の負けです。「ミカゼに勝って欲しい」って思わせるためだけの今月収録の二話、大満足です。


真・ケモノ道 水沢充
☆あらすじ☆
ぺるそながほしくな○○○○○○。

☆ピックアップ☆
やっぱりこれも感想やらなきゃ駄目なのかな…。わたくしぷれすてもってないんだけどー。
上のあらすじの丸の数は適当です。たぶん凄い語呂悪い。


告白 台次郎
☆あらすじ☆
告白と見せかけて決闘の申し込みでした

☆ピックアップ☆
………つまんねぇよ……。


よせがき 武凪知
☆あらすじ☆
芸人根性あふれる寄せ書きの話

☆ピックアップ☆
…ちょっと普通に笑ってしまいました。芸人根性って大事デスネやっぱり。


E-WA 正橋賢

☆あらすじ☆
ドラクエⅤネタ。ドルマンが落とせるんだって。

☆ピックアップ☆
つまんねー。くだらないじゃなくて、ツマラナイ。


天才推理少年死神 原田一耕一
☆あらすじ☆
ロープトリックの危うさを指摘した意欲作。

☆ピックアップ☆
こういうのちょっと好きです。2ページだとこんなもんでしょ。


ウサギと私 茶崎白湯
☆あらすじ☆
ありがちな話

☆ピックアップ☆
バニーガールの衣装に加えたアレンジが軽くムカつく♪
おもしろくはねぇよ。


おかしな姉貴 田淵よしこ
☆あらすじ☆
姉弟関係がそのまま先生と生徒なカンケー。

☆ピックアップ☆
真剣ゼミとかに載ってる漫画レベルの完成度の高さだと思います。完成度だけは高い。面白くは……、無いなぁ…。



--------------------------------------------------------------------------

ゴメン、正直これまで真面目に読んでなかったりストーリーを把握してない漫画が多すぎた!
中盤が短いのは手抜きじゃないです、本当に書くことが無かったんです。
いや、ホント頑張ったよ、オレ。
ていうかアレだ。二度とやるかこんなコト!!!!

感想というより呪詛の域かもしれません。
スポンサーサイト



2006/07/12(Wed) | 月刊少年ガンガン雑感 | トラックバック(0) | コメント(6) | page top↑
コメント
----

全感想おつかれさま。
無茶はしないほうがいいですよ。
ソウルイーター ミフネは単行本一巻でブラックスターが初めて戦った敵です。でもガンガン本誌以外での読みきりとして載っていたので知らない人のほうが多いです。
マテパ チョーさんチョー強い。魔法陣最終戦の敵らしいヤバイ魔法。ミカゼに勝ってほしいがどうすれば勝てるんだろう?
by: たこやき * 2006/07/14 22:59 * URL [ 編集] | page top↑
----

どうもー、コメント感謝いたしますです。
全感想は確かに無茶でした。もう二度とやりたくありませんね、はい。

>ソウルイーター ミフネは単行本一巻でブラックスターが初めて戦った敵です。
いやはや、良い情報をありがとうございます。そりゃ私の記憶にないわけです。
どもありがとうございましたー。


>マテパ チョーさんチョー強い(中略)ミカゼに勝ってほしいがどうすれば勝てるんだろう?
これ自分はこんな感じに予想してたんですが、大外れでした。

チョー「怨身万華鏡!」
ミカゼ「うわ、なんだ?」
シシメ「ぴぎゃっ」
(ピンピンしてるミカゼ)
チョー「怨身万華鏡がきかない?馬鹿なッ、オラオラオラァッ」
シシメ「ぴぎゃっ、ガハッ、ゲハッ、ギャー」
ミカゼ「…師匠?」

みたく、カメラに映った顔はミカゼというよりもシシメのお面だった為、怨みダメージはシシメに向かってしまう、こんな感じで予想妄想してました。まあ大外れでしたがー。
つーわけで、純粋にどっちが勝つかわかりません。凄い楽しみです、次号。
by: EX’el BLUE * 2006/07/16 18:31 * URL [ 編集] | page top↑
--お、お疲れ様でした。--

お疲れ様でした。
いやぁ、圧巻ですね。縦スクロール長い長い。
ガンガンは鋼の錬金術師しか内容を追えてないので大部分すっ飛ばしましたが…。
……。ご苦労さまでした(ーー;

光流も最近暑さで殺られてます。夏なのかブログに変なのは湧くし暑いしアイスクリーム美味しいし誕生日近いし悪いことばかりではないと言い聞かせて今日も一日頑張りたいです。
それではまたヽ(*'-^*)

P.S.白背景は見易くていいですね。
by: 光流 * 2006/07/17 13:43 * URL [ 編集] | page top↑
----

どもー、コメントありがとうございます。ホントご苦労様しましたフフフ。
ほとんどが恥は書き捨て状態なんで、今読み返すと誤字がちらほらと。
まあ無事終えることができてホント良かったです、はい。

しかし最近は暑いですね。私も何故か冷房を使わない教授の講義はかなり臨瀕死です。
テストは近いしレポートは溜まってるし体調クラッシュしてるしで
七月中はテンション底が続きそうな感じではありますが、
やなことばかりではないさって感じで頑張ろうと思います。
後ろ向きでも背中に目がある気分でまっすぐ歩こう、とそんな感じでー。

P.S.ドラッグ反転が使えるのが地味に一番嬉しかったりします。
    前の背景色は凄い微妙な色でしたものでー。
by: EX’el BLUE * 2006/07/18 21:34 * URL [ 編集] | page top↑
--カ・ン・ソ・ウ………見事な・・・--

こんにちは始めまして
かなり以前からうかがわせていただいたのですが
正気の沙汰とは思えないほど分厚い月刊誌の全作品感想!を懇切丁寧にすると言う企画に驚愕して書き込みに至りました…

所で非常にどうでもいいですがスパイラルの台詞回しも非常に妙ですがヴァンパイア十字架の台詞もまた絶妙ですね

では機会があればまた
by: F * 2006/07/20 05:12 * URL [ 編集] | page top↑
----

どうもハジメマシテ。
しかしこうやってなんだかんだでちょくちょく反応を頂けると、
やって良かったって気になります。どもどもコメントありがとうございました。
驚愕していただいたようでこれ幸いに思います次第です。

ていうか螺旋とヴァンパイアの台詞回しは全然どうでも良くなんてありませんよ。
ヤツラは大変なものを盗んでいきました、私の心です。
うん、素敵に気持ち悪いですね。私の心です。私の心です。

ではいい感じに意味不明になったところで、機会あれば股ー。
by: EX’el BLUE * 2006/07/21 20:41 * URL [ 編集] | page top↑
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
→http://exedge.blog15.fc2.com/tb.php/133-b91cd076
前のページ ホームに戻る  次のページ