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第四十話 デイ・アフター・ファイナル
(第一話~第三十話はコチラから)
(第三十一話「死心死体の女」はコチラ)
(第三十二話「殺すロックオン、任せて」はコチラ)
(第三十三話「大事な存在を再殺せんとする強い意志」はコチラ)
(第三十四話「武装錬金エンバーミング」はコチラ)
(第三十五話「死守とミッドナイトラン」はコチラ)
(第三十六話「沸き立つ死(前編)」はコチラ)
(第三十七話「湧き立つ死(後編)」はコチラ)
(第三十八話「a BOY」はコチラ)
(第三十九話「黒く死に熱く死に甘く死ね」はコチラ)


それではオリジナル武装錬金小説、「武装錬金ビフォー.」第四十話です。
続きを読むからどうぞ。



乱入した桜花に状況はわからない。
ただ、秋水クンの悲しそうな顔が、真希士が桜花へ放つ視線の意味を察し、怒りで彩られていく、それだけは理解した。
秋水が静かに立ち上がり、そして真希士へ振り返る。つまり、桜花に背を向ける。
真希士の瞳に正気の色が失せていくのを確認。
秋水は知る。ホムンクルスが食人衝動に、狂い血走っていく瞳を何度も間近で見たことがある。あの眼は正に、狂気そのもの。
「退(さ)がれ、中村。今の状態、ああなったヤツに言葉は届かない」
「退くかよ。黙ってみてろ…ッ、俺たちはアイツを止めるんだ、止めなくちゃいけないんだっ!」
「…いいから、退がれっ」
剛太の首根っこを掴むと、そのまま戦部に投げつける。当然戦部に優しく受止める真似などしてくれるハズもなく、剛太に痛みが走る。そして怒りも。
だが、そんな怒りすらも全て背中で受け止めて、秋水は一歩前へ踏み出す。
「人間型ホムンクルスは手で食事ができる。つまり、素手に触れられたらそれはその瞬間に敗北するというコトだ。お前に、全力で食事にかかる剣持真希士を止められるのか?」
冷静に辛らつな言葉を投げかける秋水。それを、姉に襲い来る暴漢を狩るのは自分の役目だと言いたげで、そう誤解してしまいそうで。でも、秋水が言いたいのはそんなことではなかった。
「…オレが、止める。ヤツから手足全て切り落としてでも、戦いの術を奪う。その後のことは中村、お前に任せる。いいな」
まさに覚悟。そして、無謀。だが無謀は誰かが止めなければいけない。戦部が動く。言いたいことは言葉にしなくても通じるだろう。秋水ひとりでは、真希士には勝てない。だから戦部は半ば力づくで秋水を止めようとした。刀身を手に取り落ち着け、冷静になれ、と。
しかし次の瞬間、するり。戦部の力づくがどこかへ散っていて。気がついたときには秋水の歩みを止められなかったことを滴り落ちる手のひらの血(直後修復)と視界情報から理解するのがやっとだった。
「いま、なにがおきた?」
犬飼が唖然として発した言葉もすり抜けて、気がついたとき、秋水はあの剣持真希士の豪剣すらもするりと受け止めて往なし、その胸に刀を突き立てていた。
なにがおきた?
今、あの日を乗り越えて今、覚醒のとき。



第四十話 デイ・アフター・ファイナル



この世の中に、エネルギーを絡めない攻撃など、そう多くはない。
秋水が到達した境地、それはまさに夢の実現に相応しい奥義。
ソードサムライXと交叉した衝撃は全て霧と散らされる。
それが熱エネルギーだろうが運動エネルギーだろうが位置エネルギーだろうが生体エネルギーだろうが、皆の声がもたらしたエネルギーだろうが構わない。今の秋水が行ったのは、まさにそれだった。なぜなら、ソードソムライXの特性は、エネルギー系攻撃の完全無効化、だからである。しかしあくまでも散らすのはエネルギーであり、打撃や実弾などの攻撃は吸収不可能である。それがルールの筈だった。だが、今や秋水はそんなルールを飛び越えていて。
いや、確かに打撃や実弾の攻撃は刀身で受け止めている、そのルールに変化は無かった。ただ、その打撃や実弾に込められた全てのエネルギーを散らしただけ。
よく見ると下げ緒と飾り輪が跳ね回っている。それはつまり、真希士の豪剣に込められた運動エネルギーが、飾り輪から放出されていることに他ならない。
この世の中に、エネルギーを絡めない攻撃など、そう多くはないのだ。その全てを散らして、そして斬る。それはまさに、達人の剣に相応しい境地だろう。
剣は今、正に全てと一体へ。秋水と刀と自然と心とあなたと命を。
これはきっと、誰かを思う心がもたらした新しい力。ソードサムライXの真の特性。
きっかけはそう、哀れ極まる剣持真希士の姿。
血が静かに冷えていく。

秋水は、真希士からひとつのことを理解していた。目の前にいる食人衝動に苦しむ哀れな様を見て。
かつての秋水は人と関わりたくなくて、二人ぼっちの世界を望んで、ホムンクルスを目指していた、けれど。そうやってホムンクルスになっても、きっと二人ぼっちの世界には至れなかった、今ならそう思える。
むしろその罪深い衝動のために、進んで人間に関わることとなっていたかもしれない。人を食う、ただそれだけの為に。それはきっとかつての彼らが望んだ二人ぼっちの世界ではない、にも関わらず。ただ衝動に負けて。自分に負けて。
要するに何もかもから逃げていただけ。あの日、病院から抜け出したときと何も変わっていない、煩わしい全てからただ逃げ出して、ただただ自分と姉とが世界の全て。
きっと秋水は、姉以外の人と深く関わるのが怖かったんだ。だからソードサムライXの特性はまさにそのあらわれ。霧と散らすのは怖いから、逃げたかったから、そのための散らす特性。
しかし、今の秋水にその恐れは無く。人と関わる事に躊躇いは何も無い。
そうやって至った境地が今の強さ。相手の剣にふれて、受け止めて、散らす。
それが抱きしめる代わりに斬るということ。自然と一体になるということ。
全は一であり一は全であり、散らしたエネルギーも受け止めた剣も、全てがこの世界を彩る何か。無為自然の境地。全てと一体になって初めて、サムライ。和の国の戦士。
「何度、ホムンクルスの顔を出そうが構わない、その度にこのオレが殺してやる」
だが、その胸に章印の無い真希士は、どうやったら死ぬのかな。殺すわけにはいかないからこそ、殺す。何度でも、あなたがあなたの心が再び顔を出すまで。斬る。
それが、覚悟。
真希士の胸に突き立てたソードソムライXを抜き、秋水は再び刀を構える。
それでも、真希士の鼓動は決して止まることが無く。

秋水が止める。剛太が叫ぶ。秋水が斬る、剛太が叫ぶ。秋水が居抜く、剛太が叫ぶ!
ただただその繰り返し。それだけで桜花は、現状が最悪に近い状態にあると理解する。
真希士の心臓が何度も何度も貫かれていく。
そうやって、誰もに真希士の死を絶望として真の臓腑まで理解していく。



ドクン



喰いたい。

ドクン。

喰イタイ。喰いたい。

ドクン。ドクン。

喰いたい。喰いたい。喰いたい。喰いたい。

ドクン。ドクン。ドクン。ドクン。



喰わせろ。



喰わせろ!!!!
喰わせろ!!!!喰わせろ!!!!喰わせろ!!!!喰わせろ!!!!
喰わせ喰わせ喰わせ喰喰喰喰喰悔。
「ッうるっせぇぇぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええッッッッ!!!!!!!」
空腹の腹の底をブチ撒けるように、真希士の叫びは天を衝いた。
「…喰わ…れてッ、たまるかよっっ!!!ホムンクルスッ!!」


心に突き刺さる言葉がある。
剛太の言葉が、秋水の刀に乗って、深く突き刺さる。
戦え。諦めるな。
自分の中のホムンクルスに、喰われてはいけない。
いけないんだ。



「…オレは何を、な、に、を、している?」
それは人間の言葉。いま静かに、彼が蘇る時。
「…オレは誰だ、…オレ様は…、剣持、真希士だ!…尊敬するキャプテン・ブラボーの…部下で、錬金の戦士なんだッ!!オレ様はまだ人間だ!!!心が!信念が!決意が!覚悟が!!!たとえ姿形がどうなろうと、…オレはオレはオレはオレ様は人間なんだ!!」
それは叫びだった。彼の中の人間が叫ばせていた。断末魔ではない。それは、そう。遺言。
人間として生きた。死ぬときも人間が良い。
そんな真希士が人間として戦士としてやるべきことはまだ残っていた。
なんだ。決まっている。戦うこと。
真希士を斃したホムンクルス、ムーンフェイス!ヤツの恐ろしさは真希士は死ぬほど理解している。つうか死んだ!だが、それでも戦わなきゃいけない時がある。死んでもやっちゃいけないコトと、死んでもやらなきゃいけないコトが、あるんだ!!
男として。戦士として。剣持真希士として!!!
なぜそんな肝心なことに今まで気がつけなかったんだよ。
人間とは何か、ホムンクルスとは何か。喰いたい、喰いたい、喰いたい。
「…喰いたい、喰いたい、喰いたい、くそったれがッ!!!!なんとなくわかったぞ、人間に戻りたいと思うから、だから人間を食いたいと思うんだなッ!」
羨ましくて輝かしくて、憎らしくて、その姿に憧れて。
それでも罪深き自身の存在と、守るべき信念と、そして剣持真希士であるということ!!
死んでもやっちゃいけないコトと、死んでもやらなきゃいけないコトが、ある。あるんだ!!
立ち上がる時は今!!貫き通す覚悟は決まったぞっ。
永遠に満ち欠けを続けるムーンフェイスを斃すには、圧倒的な攻撃力ではまだ足りない。足りるものか!だったら善だろうが悪だろうが知ったことか、コレしかないだろう!!!
そう、コレが、答え!!



―――オレは、人間を辞める――――ッ!!!!!!!!!!!」



咆哮が響いた。その咆哮に彼の意志や覚悟や信念は全て込められていた。
叫びと共に、剣持真希士の武装錬金が完全に姿を変えていく。
真希士の中の何かが決定的に壊れて、そしてベツモノに変わる。

それは、不完全なホムンクルスであったが故の、同時にパピヨンとは違った形での奇跡。
人喰いでないホムンクルスと、人間が戦う理由なんかどこにもないという未来。
もう人間に戻りたいとは考えない、だから人を食いたいとも思わない。
「…待っていろ、ムーンフェイス!今この剣持真希士が、斃しに逝くぞッ!!!」
それが、人間・剣持真希士の導き出した、答えだった。
剛太の言葉が、秋水の刀がもたらした、答え。最期の答え。
「真希士!!」
剛太が叫ぶ、その表情は、今にも泣きそうなカオ。
戦士にとって一番大切な資質、誰かを想う気持ち。

――本当に優しいな、お前らは。だが悪い、今のオレには時間が多く残されていないんだ。

そう呟くと真希士は彼らに背を向ける。すべてに決別をするその背中!!!その背には、禍々しい腕が二本はえている。
「…見ろ戦士たち!このオレ様の背中を!これがオレ様の死だ、剣持真希士の死だ!―――だが、戦士としてはまだ死んじゃいないぞ!!!また死んでたまるかよっ!!!」
死を覚悟して、ではない。覚悟の上での、死。
死に切れぬ思いを捨てて今、剣持真希士は死を選ぶ。

最後に、もう一度だけと未練に乗って、真希士は振り返る。
お礼と別れの儀式だけは済ませておきたかったから。
「…ありがとうよ、お前ら。おかげで大切なものを思い出せた。ホムンクルスと共闘するのは嫌だろうから、ここからはオレ様一人で行くよ」
不幸ながら、月に届く力も手に入った。ホムンクルス対ホムンクルス。彼にとってこれは、月に届く為の力なんだ。諦めるつもりは死ぬ前から死んでも毛頭無い!
まずムーンフェイスを斃す。次に死をばら撒く自分が量産されていたのなら、それも斃す。自分に始末をつけるのは早くてもそれからだ。ホムンクルスとしてではなく、剣持真希士として、つけるべきケジメ。そしてこの先に待つのは、勝てるかではなく、勝たなければいけない戦い。それでも。だからこそ。
「…剛太とか言ったな。その気持ちと言葉はありがたく持って逝く。だからお前たちはここで少し休んでいろ。あとのムーンフェイスはオレ様がなんとかするから」
別れはいつだって死に付き纏う必然。


これは相容れない両極に当然あるべき別れの儀式だった。少なくとも真希士の人生においてはそれが当たり前だった。ホムンクルスと共闘する戦士なんて、真希士は知らない。そんな戦士が存在しないことは彼の世界では当たり前だった。
だから、背中に人生を。
剛太も桜花も秋水も、この背中を忘れることはきっと無いだろう。
それはしっかりと胸に刻まれた。
だからこそ、まだ別れてしまうのは早すぎる。
「いいえ、私たちも一緒に戦います。ね?」
桜花が、優しく微笑んだ。全てを赦す、その笑顔。
「な!?」
「……私たち二人はもともと“信奉者”なんです。あなたがホムンクルスだからとかそういった差別意識?みたいなのはとっくに麻痺しているんですよ」
桜花の笑顔に、裏はどこにも無い。
「姉さんの言うとおりだな」
「…類友、か」
剛太も苦笑う。どうやらすっかりアイツに馴染んでしまったようだ。
守るべきものが同じなら、きっと戦友になれる。
「あんたが一緒に戦ってくれると、心強い」
剛太が手を差し出す。どうか、握手を。
三本の腕が、それぞれ三人と握手を交わす。
「………ありがとよ…。………ありがとよ……」
四本目の腕を拳を握って、涙を拭いて。
さあ顔を上げて逝こう。
これが剣持真希士、最後の戦いになるのだから。
そしてこの先に待つのは、勝てるかではなく、勝たなければいけない戦いなのだから。



希望の蕾は形を変えて花と咲く。



ここは聖サンジェルマン病院。ここにキャプテンブラボーはいた。
ブラボーの目の前には、あのファイナルの日に見た大きなガラス張りの「フラスコ」が。
それは、ファイナルのあの日、パピヨンが海上に捨て置いた最後の希望。
そして、武藤カズキがパピヨンが残した、決して使われることのなかった希望。
救いとはつまり、真希士がこの戦いの後、月へ行くことは無い。だが自分に始末もつけない。これはその為の、最後の選択肢。

決意は揺らぐものである。剣持真希士の決意も同様であり、いつまた食人衝動が目覚めるとも知れない、危うく刹那い決意。しかし、この場はそれで十分であった。
そう。既に、真希士を救う術は見つけ出されていたのである。
ただ、問題だったのは、如何にして真希士を止めて、死なせることなく殺すことなく連れて帰ること。たったの、それだけの、重い難題。
そう、あの場さえ、あの罪深い衝動さえ一時凌げてさえいれば、良かったんだ。

パピヨン謹製、新型フラスコ。この人工冬眠専用のフラスコを使って、真希士を仮死状態にする。いつか、ホムンクルスの再人間化の技術が確立されるその日まで。おやすみなさい。
真希士は、この戦いの後、月へ行くことは無い。だが自分に始末もつけない。これで、真希士は真の意味で救われる。
救えたんだよ、ホラ!!!なあっ!!!!

この物語がピリオドに追いついたとき、それが真希士が安らかに眠る時。
目覚めるとき、彼にとっての楽園が目の前に広がるのだろう。
夢から覚めて夢みた楽園を見てこそ、楽園には価値が生まれる。

希望の蕾は形を変えて花と咲く。
そして希望の花は未来の種を明日に撒き散らすんだ。
今はただ、その為に。花咲くときを信じて、今はもう少しだけ、戦いを続けよう。



(第四十一話「カーニバルにもしもはない」へ続く)






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2008/10/23(Thu) | 小説・武装錬金B. | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
コメント
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『救えたんだよ、ホラ!!!なあっ!!!!』
これはいいアンチテーゼ。

スラッシュゼータのラストは、何もかも投げっぱなしジャーマンな展開が心から納得できませんでした。登場人物の気持ちも信念も、そこらに転がっているだろう旨味たっぷりの設定も、何一つ活かそうとせずに終わらせたのが。『考えるのをやめた』感じだったのが。ハンパな10週打ち切りを見せられた感じが。

この小説でやっと、『剣持真希士の決着』を知る事が出来た気分です。非常に納得のいく、気持ちのいい展開でした。秋水君がここまで輝いて見えるのも凄いと思います。誰だ、Xを最弱の武装錬金だと言ったのは。

ピリオドも近いと思われます。ゆっくりでいいので頑張ってください。
by: 折り紙 * 2008/10/24 00:15 * URL [ 編集] | page top↑
--救えたんだよ、ホラ!!!なあっ!!!!--

こう落着するんだ成程……お見事!
愛を感じますね、綺麗ごとじゃない愛が
キャラクターに注がれてると感じます。
よかったね真希士!
よかったね剛太!
よくやったぞ秋水!
よくやったぞ桜花!

欲を言えば、まず最初に真希士の誤った選択を見破ったのだから犬飼にも一言欲しかった?

クライマックスに向けてどんどん更新してくださっているのが嬉しい限りです、
ノリにノッているってカンジなのでしょうか?
EX’el BLUE様の文章は普段から勢いがありますけど、
ホント描き上げたいって衝動に駆られているって思えるくらいに。

では、折り紙様も同様のことを仰っていますけれど
マイペースにいっぱいいっぱいお元気で。
仮帯より
by: 仮帯 * 2008/10/24 08:35 * URL [ 編集] | page top↑
--救えたんですよ。ほら、ね。--

/Z読了後から、ずっと抱いていた感情を形にすることがようやくできました。
救いの手段はあまりにはっきりしていて、
「こーしてこーすれば良かったじゃん」と言えばそれで済んだ話かもしれません。
しかし、それでは真希士は救われなかった。それがこの物語に込められた、「理由」です。
コメントありがとうございます。


>折り紙さん
コメントありがとうございます。
折り紙さんの書かれている/Zの感想は、まさに自分と同じものです。
真希士を殺さずに済む手がかりはいくらでもありました。
もしそれでも真希士を殺すのであれば、
それらの手がかり全てを打ち砕く展開が不可欠でした。
でも、スラッシュゼータではそれが欠けていました。
だから納得できなかったんです。
真希士殺すのであれば、六升との不協和音なんて描いていないで、
ラストで絶望するしかない手がかりを真っ向から撒き散らすべきでした。
まあ自分はそんな物語読みたくないですけどね。

秋水君、ようやく輝いてくれました。これでようやく覚醒です。
サムライX、むしろインフレ半端無い事になっていますが、
まぁ照星部隊のハメっぷりを考えると、別にこれぐらいやってもイイよね、ってね!

ピリオドがようやく、(ほんとうにようやく)、見えるところまで着ました。
最終話だけは既に完成しています。
そこまでいけるように、今はがんばりたいと思います。
ストックが、切れちゃいましたし、がんばらなおいつかへんのですよ(笑)
確実に頑張りたいです。コメントありがとうございました。


>仮帯さん
本当にヨカッタ!です。
カズキがいなくても、カズキの意志を継ぐ少年少女が、真希士を救ってくれました。
カズキの意志を継ぐ戦士たちにもできたってことは、カズキにもできたって事です。
ぶっちゃけ、今の自分ならスラッシュゼータの終盤を
矛盾無しに真希士を救う方向へ書けると思っています。
ですが、もちろんそれをやる気はありません。
だってもう、真希士の救済は描けましたから。ヨカッタです。描けて。

犬飼は、まあなんというか忘れていました(ええーっ!)。
秋水君がエアーマン脱却したら今度は犬飼が空気になりつつあります。大変です。
ここからの犬飼に、果たして見せ場はあるのでしょうか(ええーっ!)。

クライマックスもマジ近いです。(あくまでも、「近い」)。
でもクライマックスが見えると俄然テンションがあがるのは本当ですね。
うおー、ホント書上げたい、やり尽くしたい。あのエピローグを公開したい!
マイペースがハイペースになるように、今は頑張ろうと思います。
暖かいコメントに感謝す。げんきでます。



スラッシュゼータは、本編のカズキに対するアンチテーゼ、
みたいなのを描きたかったのかは知ったこっちゃありませんが、
とにかく自分はそういう印象を受けました。
どこまでも甘いカズキに対して、現実を教えて絶望させる、そんな結果でした。
でもそれを描いて何になる?
違いますよね。描かなければいけないのは、
「なんとでも言ってろ。オレはずっとこのままでいく!」の精神のハズ。
どれだけ偽善者とののしられようが、真希士に恨まれてでも殺してはいけなかった。
言い訳だけを重ねて真希士を殺す展開だけは描いてほしくなかった。
真希士と信念を違えようが、カズキはカズキの信念で殺さないへきだった。
真希士を生かしてこそ、みんなが感情移入した「偽善者」武藤カズキ。
だから自分は名指しで否定します。
真希士を殺したのは、カズキに殺させたのは、他でもなく黒崎先生。
そしてそれは、自分にとって憎むに値する暴挙でした。
これはそんな思いが存分に込められたエピソードです。

ほら、ね。剣持真希士は救えました。
by: EX’el BLUE * 2008/10/25 15:45 * URL [ 編集] | page top↑
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